
HENRI LEROUX - アンリ・ルルーから新商品、イベント情報をお知らせします。季節に合わせたキャラメル&ショコラの楽しみ方も!
ちょっと気が早いのですが、本日はクリスマスケーキのご案内です。
一般にクリスマスケーキとして知られるビュッシュ・ド・ノエルは、樫(かし)の木の薪の形から生まれたと言われています。でも、アンリ・ルルーがモチーフにしたのは、樫ではなくバラの香りのする高貴な木、「ボワ・ド・ローズ」(紫檀したん)。
この可憐な切り株の中には、バラの中で最も華やかな香りを持つダマスクローズと、フランボワーズのコンフィチュールが入っています。果実味あふれる甘酸っぱさと、ローズ・ウッドの枝を折った時に広がるような高貴な香りが、なんとも魅力的。
そのコンフィチュールを、ルルーのスペシャリテであるC.B.S.(セー・ベー・エス)入りのキャラメルムースと、ショコラのムースで優しく包みました。底面にサクサクとしたプラリネ風味のクレープ・ダンテルを仕込み、食感にアクセントを加えたのも、ルルー氏らしいアイデアです。
それにしても、かぐわしいバラの香りに、キャラメルとショコラのマリアージュとは!
「ロマンチックでわくわくするでしょう?クリスマスだからね」とウィンクしているルルー氏の声が聞こえてきそうです。
聖夜にふさわしいこのケーキは、限定200個のご用意。数に限りがございます。お申し込みはお早めに!
■クリスマスケーキ「ボワ・ド・ローズ」¥6,300(長さ15cm)
■ご予約承り期間:10月16日(火)から
*詳しくはアンリ・ルルー伊勢丹新宿店、またはイセタンホームページへ。
去る9月26日、アンリ・ルルーのメールマガジン会員の方々をご招待して、アンリ・ルルー商品のデギュスタッションなどをお楽しみいただく集い「Le Club du Caramelier ル・クラブ・ド・キャラメリエ」を開催しました。
第1回目ながら予想をはるかに超えた応募者数となったため、抽選とさせていただきました。たくさんのご応募ありがとうございました。
第1部のゲストは、カカオ&チョコレートプランナーとして活躍中の小方真弓氏。ルルー夫妻との出会いに始まり、キブロンに滞在された時のエピソード、またパリのサロン・ド・ショコラの様子などを、たくさんの貴重な写真と共にご紹介くださいました。
その後小方氏の指導のもと、4種類のタブレットによるデギュスタッションを体験。カカオの香りや味わいを楽しむと共に、「アンブラン」や「ゴビロ」のルルー氏らしい塩の使い方や、「クレープ・ダンテル」のサクサクとした食感の演出をじっくりと味わっていただきました。
第2部は、日本新発売のキャラメルや、秋冬商品コレクションの紹介と試食タイム。
キャラメル、ボンボン・ショコラ、マカロン、ケーク、ガトーと、アンリ・ルルーの世界をたっぷりとご賞味いただきました。なかでもケークやガトーは、初めて召し上がった方も多く大好評。試食の合間には、小方氏とアンリ・ルルー伊勢丹新宿店の山口副店長がお客様のテーブルを回り、さまざまな質問にお答えしながら、たのしくお話させていただきました。
今回残念ながらルルー氏は出席できませんでしたが、会場の皆様へは『このマジックな場所で、友人たちと幸せを分かち合うひとときを、お楽しみください』と、直筆のメッセージが届けられました。
ささやかな会ではありましたが、アンリ・ルルーを愛してくださる方々とこうした集いが持てたことに、スタッフ一同心より感謝しております。
「Le Club du Caramelier」は、今後も開催してまいります。ご案内はメールマガジン会員限定となりますので、この機会にぜひご登録ください。次回のご応募をお待ちしております!



まだまだ夏の日差しが残ったままの東京ですが、ルルーの商品は、ひと足早く秋バージョンに衣替え。9月12日よりお待ちかねのガトーが、ショーケースに並びました。
ルルー氏のアイデアをレシピ化し、東京のラボで仕上げたルルー氏監修の日本限定商品です。味の異なるガナッシュやビスキュイなどを何層にも重ねることで、それぞれが魅惑的なハーモニを奏でるガトーたち。この秋も全6種類揃いました。
「フランボワーズをメインにしたガトーを作ろう」というルルー氏の一言で生まれたのが、新登場の「フラム」。日本人がイチゴを好むように、フランス人はフランボワーズが大好き。かわいらしい形もさることながら、独特の甘酸っぱさは何物にも代え難いおいしさです。
とはいえ、それだけで終わらないのがアンリ・ルルーのレシピ。フランボワーズのジュレやガナッシュと、相性の良いピスタチオとショコラのビスキュイやガナッシュを重ね合わせて、豊かな味わいを作り出しました。カリカリとした歯ざわりは、キャラメリゼしたピスタチオ。食感に変化を加えて食べる楽しさを生み出す技も、ルルー氏の十八番です。もちろんフランボワーズはフランス産を使用。ピスタチオは、質の良さで知られるイタリア・シシリー産を選びました。
さて、フラム(Flamme)とは、フランス語で「炎」の意味。フランボワーズらしい美しい色を、燃えるような炎の赤に例えて名付けました。
ところでこのフランボワーズ、ヨーロッパでは昔から「不老不死の果実」と呼ばれているのをご存知ですか? Fraise(イチゴ)とambrosia(ギリシア神話に登場する、不老不死が叶う神々の食べ物)が語源とか。なるほどフランボワーズには、ビタミンCや葉酸をはじめ植物栄養素が豊富に含まれており、古くは家庭薬としても利用されてきたそうです。その燃えるような赤は、生命が燃える赤でもあったのですね。
温かい紅茶と合わせて、ルルーらしい巧みな味わいを、ぜひご賞味ください。
■ ガトー「フラム」 ¥650

「ここはもう何というか、アメリカだね。私はアメリカへは行ったことがないけれど、まさにアメリカだ(笑)」。平日も多くの人で賑わう最新のトレンディ・スポット「東京ミッドタウン」へ足を踏み入れたルルー氏の第一声です。
東京ミッドタウンは、六本木の旧防衛庁跡地を中心に今春誕生した複合商業施設。10ヘクタールの広大な敷地には、世界有数の建築家たちによる建物や施設が建ち、世界的なアーティストたちによるオブジェやデザインが、街を彩ります。そのスケールの大きさや新しさに、ルルー氏はアメリカをイメージしたのかもしれません。
「しかしなんて立派な建物なんだろう。造作の一つ一つが凝っていて、職人の技を感じるようなところが良いですね。それにとても清潔だし。日本の若い人たちが、このビルに来たいと思う理由がわかって良かった」と、ルルー氏は盛んにシャッターを切っています。
ここでの目的の一つは、お知り合いのジャン=ポール・エヴァン氏のショップを訪ねること。ルルー氏がお店へ入っていくと、スタッフの方々はすぐに気づき、ちょっと驚きながらも快く撮影を許可してくださいました。
「ジャン=ポールの店は、せっかくフランスから来たのだから、日本人の好みに合わせるということはない、という彼のスタンスが見てとれる。まったくその通り!ディスプレーや照明のあて方も洗練されているし、仕事の仕方もすごくきれいだ。これだけ完璧にできていたら、何も言うことがない、というくらい。さすが世界で一番売れているショコラトリーだと思いました」。
それにしても、実に多くのショコラティエやパティシェたちが、フランスから日本へやって来ましたね。「そう、そして今後は日本で、新たな交流が生まれる。それはとても素敵なことですよ」。
滞在中、アンリ・ルルーのショップではたくさんのお客様ともお目にかかることができ、東京でのひとときを満喫したルルー氏。「また皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。アリガトウ!」と、とびきりの笑顔を残して、キブロンへと帰っていきました。


ルルー氏は、若い頃から写真が趣味。滞在中も始終カメラを手放さず、お気に入りの風景(もちろん、ロレーヌ夫人の姿も)が見つかると黙々とシャッターを切り続けます。年季の入った愛機は日本製。実は新しいデジタルカメラが欲しいとのことで、「今買うなら、どのカメラが良い?」等など、同行したカメラマンを質問攻め。東京滞在中には大型カメラ店にも足を運んだそうです。
さて、そんなルルー氏の創作意欲を刺激したのは、昼食後に訪れた浜離宮恩賜庭園。「日本の庭園は好きですね。とくに植木の切り方に特徴があって面白い。あの切り込んだ松を見ると、あぁ日本へ来たなと思います。出来ることなら、あんな枝振りの松の木を家の庭にも欲しいな」と、パチリ。「ほら色々な形があるでしょう。あのラインが実にきれいだ。フランスにいる仲の良い友達が、すごく"ボンザイ"が好きでね。たくさん持っているんだけど、どれもとても素晴らしいですよ」。ボンザイ(Bonsaï)、つまり盆栽は、フランスのガーデナーたちの間でも、かなりポピュラーな存在になりつつあるとのこと。大型スーパーマーケットの花売り場には、必ずと言っていいほどボンザイコーナーが設けられているそうです。
「でも私が本当に好きなのは、こんな広い庭園でなく、小さな庭なんです。小さなスペースに木を植えて小道を造って、竹で編んだ扉とか竹垣などをしつらえて。そういう職人の技に惹かれます。いったいどういう風に竹を編んだら、あんな形になるのだろうかと、とても興味があります」。
一方、ロレーヌ夫人はと言うと、桜の木の下に立ってなにやら思案顔。見れば木々の葉陰にちらほらと、赤い小さな実がなっていました。「あの実はサクランボ?食べられるのかしら?」と、すっと手を伸ばし一粒摘み取ると口の中へ。「渋くて酸っぱいわ。これは食用じゃないのね」。好奇心旺盛で、何事にも研究熱心なのはロレーヌ夫人も同様です。
この後お二人は、たっての希望である、最新のトレンディ・スポットへと向かいました。(次回へ続く)

